鶴瓶に直筆手紙で出演依頼…吉永小百合が愛され続ける理由

公開日: 更新日:

 ファンはもちろん、芸能界にも多く存在するサユリスト。なぜここまで愛されるのか。映画批評家の前田有一氏はこう分析する。

「吉永さんの現場スタッフの評判もすごくいい。ここまでの人格者は吉永さんと、ADクラスにも最敬礼する高倉健くらい。一度挨拶すると次からは下の名前で呼んだり、別れ際は手を握って『さようなら』と言う。そんなことされたらみんなイチコロ。ここまで謙虚なのは、出演本数は多いけど、中年以降は代表作と呼べるものがないという意識がどこかにあるからかもしれません。映画監督にもサユリストは多く、吉永さんをキレイに撮るためなら年齢的に無理のある役でも映画の設定にしてしまう。吉永さんも頼まれたら嫌とは言えない。そこにもまた人の良さがにじみ出ていますね」

 今月初めには「特定秘密保護法案に反対する映画人の会」に賛同する動きも見せた吉永。学生運動世代にとっては永遠のマドンナだ。愛されるには、やはり理由がある。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    元グラドルだけじゃない!国民民主党・玉木雄一郎代表の政治生命を握る「もう一人の女」

  2. 2

    深田恭子「浮気破局」の深層…自らマリー・アントワネット生まれ変わり説も唱える“お姫様”気質

  3. 3

    火野正平さんが別れても不倫相手に恨まれなかったワケ 口説かれた女優が筆者に語った“納得の言動”

  4. 4

    粗製乱造のドラマ界は要リストラ!「坂の上の雲」「カムカムエヴリバディ」再放送を見て痛感

  5. 5

    東原亜希は「離婚しません」と堂々発言…佐々木希、仲間由紀恵ら“サレ妻”が不倫夫を捨てなかったワケ

  1. 6

    綾瀬はるか"深田恭子の悲劇"の二の舞か? 高畑充希&岡田将生の電撃婚で"ジェシーとの恋"は…

  2. 7

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 8

    “令和の米騒動”は収束も…専門家が断言「コメを安く買える時代」が終わったワケ

  4. 9

    長澤まさみ&綾瀬はるか"共演NG説"を根底から覆す三谷幸喜監督の証言 2人をつないだ「ハンバーガー」

  5. 10

    東原亜希は"再構築"アピールも…井上康生の冴えぬ顔に心配される「夫婦関係」