綾瀬「ふたたび」…紅白“天然”司会に「来年も」の待望論
綾瀬はるか(28)の「ド天然」司会ぶりが、多くの視聴者の琴線に触れたのは間違いない。
第2部で視聴率44.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)をマークし、年間視聴率トップの座を死守したNHK紅白歌合戦。4時間に及んだ生放送で司会に歌に大奮闘だった綾瀬は殊勲甲の活躍ぶりだった。
「期待を裏切らないというか、リハーサルの時からハプニング続出。審査結果発表で箱からボールを投げられなかったり、“お・も・て・な・し”のポーズがチグハグだったり……。本番はさらに拍車がかかって、逆にほほ笑ましかったですね(苦笑い)」とは、さる芸能プロ関係者の話。たしかに改めて振り返っても、笑いあり涙あり。突っ込みどころ満載であった。
■前回の堀北真希よりインパクト大
「NHKホールが生きているみたいですね!」
スタート初っぱなの挨拶で迷言を放った勢いそのまんま、トップバッターの浜崎あゆみの曲紹介では「はい、はい……」とセリフがブッ飛んだ。NMB48のグループ名と「初出場」というセリフはうまくしゃべれず、何度も噛みまくり。天童よしみの紹介にいたっては曲名を忘れてしまったようで、3秒ぐらいだろうか、フリーズしてしまったのである。そして、リハでも泣きじゃくっていた震災復興のチャリティーソング「花は咲く」のコーナー。プロの歌手とは違うが、温かみのある人柄が感じられるヘタウマの歌声で聴く人の心をグッと掴んだ。