2%台…テレビマンも腰を抜かしたフジ大晦日特番の大惨状
年末年始の高視聴率番組がメディアで大きく取り上げられ、紅白の高視聴率はちょっと驚きだったが、それ以上にテレビ関係者の間で話題になったのが大晦日のフジテレビの視聴率。おそらくフジの社員は凍りついたに違いない。
12月31日のフジは19時から23時45分まで五輪もの「祝!2020年決定SP」と「1964~2020」を放送。前者の視聴率が2.5%、後者が2.0%の大コケだったのである。
民放で高視聴率だったのは日本テレビのダウンタウン特番「ガキの使いやあらへんで!!絶対に笑ってはいけない地球防衛軍24時!」第1部の19.8%で、次が同第2部の17.2%、続いてTBSの「年またぎスポーツ祭り」の20時31分から21時30分が14.5%。フジは全民放のもちろん最下位。視聴率3冠王を連続で獲得して日テレと激しく争っていた時代はいずこに。
なぜフジはここまで凋落(ちょうらく)してしまったのか。
「昨年はフジが年末編成で一番遅れていて、決定まで難航したようです。編成幹部がなかなか決めきれなかったのも原因でしょう」(事情通)