映画で役所広司と共演 伝説プロデューサー康芳夫氏に聞く

公開日: 更新日:

「僕の役は広域暴力団の組長」

「最初、出演オファーを受けた時は冷やかしかと思ったら、相手は本気で驚いたね」

 こう語るのはプロデューサーの康芳夫氏だ。かつて、猪木対アリ戦、ネッシー探検隊、オリバー君来日などを仕掛け、日本中を熱狂させた伝説のプロデューサーが、このたび齢(よわい)77にして銀幕デビューを果たした。しかも、作品は映画「下妻物語」「嫌われ松子の一生」「告白」などを手掛けた鬼才、中島哲也監督の最新作「渇き。」(6月27日公開 TOHOシネマズ六本木ヒルズほか全国ロードショー)。主演は役所広司小松菜奈である。

「僕の役は広域暴力団の組長で、小松君はその愛人。最後はブッ殺されるんだけどね(笑い)。出演シーンはそんなに多くないけど、日活スタジオでの撮影やロケは初めての経験だし、とても楽しかったよ。撮影終了後は皆で拍手してくれ、花束まで頂いてね。面白い体験でした。共演した役所君もオダギリジョー君もとても感じがよかった。小松君はまだ高校生だというのに物おじしないし、非常に可能性を感じる女優です。僕は“新人”だけど、もちろん、しかるべきギャラは頂きましたよ。額は言えないけどね(笑い)」

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    僕がプロ野球歴代3位「年間147打点」を叩き出した舞台裏…満塁打率6割、走者なしだと.225

  2. 2

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  3. 3

    “玉の輿”大江麻理子アナに嫉妬の嵐「バラエティーに専念を」

  4. 4

    巨人「先発6番目」争いが若手5人で熾烈!抜け出すのは恐らく…“魔改造コーチ”も太鼓判

  5. 5

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  1. 6

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 7

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  3. 8

    【独自】フジテレビ“セクハラ横行”のヤバイ実態が社内調査で判明…「性的関係迫る」16%

  4. 9

    大江麻理子アナはテレ東辞めても経済的にはへっちゃら?「夫婦で資産100億円」の超セレブ生活

  5. 10

    裏金のキーマンに「出てくるな」と旧安倍派幹部が“脅し鬼電”…参考人招致ドタキャンに自民内部からも異論噴出