ベンガルの恩人は故・横澤彪氏 「降板」声にも「もう少しと…」

公開日: 更新日:

 1カ月もすると、降板って声がボクらの耳にも入ってきて焦るばかりでした。でも、横澤さんは「もう少し、もう少し」っておっしゃって擁護してくれたんです。今思うと、よく我慢してくれたなって思いますね。

 で、演じるコントの内容を変え、ヘアスタイルを派手めにして日替わりにしたら、徐々に風向きが変わってきた。半年もすると、ボクらのコーナーで視聴率も上がるようになりました。

■人気が出てからは逆に「いい気になるなよ」と

 すると、アイドルみたいに追っ掛けファンができたんですよ。楽屋口で出待ちしていたり、中にはその頃住んでいた小平市のアパートまで来る女の子までいました。

 そうなると、“勘違い”というか、天狗になっちゃった。作家さんが選んだネタや台本にボクらが注文を出し始めたんです。

 するとある日、「みんなでやってるんだから」って横澤さんにピシャリとたしなめられた。「いい気になるなよ」と釘を刺されたわけです。それと、視聴率は個人プレーではなく総合力で稼ぎだしてるんだ、という意味ですね。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    悠仁さま「進学に向けた勉学の大切な時期」でも続く秋篠宮家と宮内庁の軋轢

  2. 2

    初V京都国際の《正体》と《左腕王国の秘密》…野球部“以外”の男子生徒わずか12人

  3. 3

    山陰まで及ぶ大阪桐蔭・西谷監督のスカウト活動範囲…《最新車で乗り付けてきた》の声も

  4. 4

    竹内結子さん急死 ロケ現場で訃報を聞いたキムタクの慟哭

  5. 5

    目黒蓮をCMに再起用したコーセーにSnow Manファン大暴走 佐久間大介も別問題でファンに苦言

  1. 6

    「Snow Man=めめ以外は演技下手」定着のリスク…旧ジャニのマルチ売りに見えてきた限界

  2. 7

    もはや任意じゃなくて強制…12月2日のマイナ保険証一本化に向けて強まる国民への包囲網

  3. 8

    離職後、定年後は何をしたい? 第2位「まだ考えていない」…では第1位は?

  4. 9

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  5. 10

    "キムタク神話崩壊"へ秒読み…通算3作目ソロアルバムが1stから56%ダウンの惨憺