報ステ終了後に古賀氏語る 「古舘さん戦うべき相手別にいる」
■テレビ朝日は安倍官邸に屈したのか
その後も、フリップを持ち出し安倍批判を続ける古賀氏。古舘から「ちょっとお時間が」と遮られると、「そんなこと言わないで欲しかったんですけど」と、渋々フリップを引っ込めたが、続けてガンジーの〈あなたのすることのほとんどは無意味であるが、それでもしなくてはならない〉〈世界によって自分が変えられないようにするためである〉という言葉を示し、「言いたいことは言うべきだ」と主張。最後に圧力をかけるなら「直接、私に言ってきてほしい」と官邸に呼びかけた。
「生放送中にコメンテーターがあそこまで、自らの降板について話すのは前代未聞です。本当に安倍官邸からテレ朝に圧力があったのか、テレ朝は圧力に屈したのか、国会でも問題にすべきだし、メディアは真相を追及すべきです」(政界事情通)
番組終了後、古賀氏は日刊ゲンダイにこう語った。
「古舘さんはなぜあの場で私と戦ったのか。本来、戦うべき相手は別にいるはずです。私の考えが古舘さんに伝わらなかったのは残念です」