薬物逮捕と二度の離婚…2世俳優・若山騎一郎さんのその後

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「1日しかいなかったのは確かです。ただ、ワタシは半年は働く覚悟をし、その準備も整えて現場に向かいました。ところが、東京で聞いてた話と、実際の現場は大違い。宿舎は700人ほど収容できる大プレハブ団地の6畳ほどの2人部屋で、テレビも家具もない。おまけに労働時間は日の出から夕方、仕事のケリがつくまで。残業代は出ない。土日はボランティアで現場に行く、と先輩に聞かされましてね。まさに平成のタコ部屋だった。で、話が違いすぎる、と飛び出したわけです」

 現在の若山さんは「ぷりーず」でのアルバイトバーテンが飯の種。「夕方6時に出勤し、トイレ掃除から仕事が始まります」とか。近所のワンルームマンションに独り暮らしだ。

「ユニットバス付きの6畳の部屋です。2度目の離婚後、住んでた南麻布のマンションを追い出され、限りなくホームレスに近かったですからね。今は天国ですよ」

■被災者支援で舞台はチャリティー公演

 もちろん、本職は役者。そっちの方でも出番が控えている。

「5月8日から10日までの3日間、銀座の博品館劇場で『新・銀幕愚連隊~若山富三郎物語~』を行うことになりました。目下、この店に入る前、殺陣の稽古とセリフ合わせに追われる毎日です。この4カ月、そんな状態でしょ。おかげで85キロあった体重が78キロにまで落ちた。クスリで落ちた?それは冗談にしてもキツすぎます」

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