英語を猛勉強 小籔千豊が目論む全米進出の“野望”と“現実味”
25日、小籔千豊(41)が「吉本新喜劇 小籔座長東京公演2015」(8月18~22日)の開催会見に登場。「北海道物産展みたいな感覚で来ていただけたら。大阪の面白いベテランや後輩を味見してほしい」とPRした。
昨年の東京公演は満員御礼という人気ぶりで、「今、僕は人生で一番売れてまして、テレビ、ラジオで大活躍でございます」と自画自賛。「僕が新喜劇を辞めることはない。辞めたときはクビにされたと思ってください」と“生涯新喜劇”宣言をする一方で、「いつ座長を辞めてもいいな。もう辞めたいな」という本音をこぼす場面も。新喜劇は念願の東京進出も果たしたし、もうお腹いっぱいなのだろうか。
実は小籔は以前、日刊ゲンダイ連載コラムでこんなことを語っていた。
「僕は今、英語の勉強してます。全編英語の新喜劇をやりたい」「英語で台本が書け、英語でアドリブも言えるようになったら、アメリカで公演をやる。そしたら新喜劇の価値が高まる。海外にも営業へ行ける」「本や教材をいっぱい買ったけど全然覚えられない。何年か前からフィリピンパブに行って“イングリッシュ オンリー プリーズ”言うて話すけど、僕ができへんすぎて、ひとこと質問して返ってきてうーんてなると、“ソレハー”ってすぐ日本語で返してくる。結局、普通に日本語でしゃべって帰ってくるだけ(笑い)」――。
陣内智則(41)や「COWCOW」など、海外進出で成功した芸人は少なくない。フィリピンパブ仕込みの英語で全米を爆笑の渦に巻き込めるか。