ヒロミとカップ麺分け合い…デビット伊東が語る下積み生活
でも、居候させてもらったおかげで交通費も助かりました。部屋は1LDKで、DJが1部屋を使い、ヒロミさんがダイニングを使っていました。ボクはスペースがないので、押し入れで寝てました(笑い)。しかも、上段はDJのレコードやなんかがギッシリ詰まっていて、真ん中が重みでしなっていて。
その下段にボクは布団を敷いて寝ていたんですけど、押し入れの幅って180センチなんですよ。ボクの身長は180センチなのでピッタリで(笑い)、狭い、狭い。眠る時はふすまを閉め……。閉所恐怖症の人は無理でしょうね~。ボクは平気でしたが。
■女性からのプレゼントも質屋に
食事はよくフランスパンをかじってました。よく噛まないとのみ込めないので、だんだん顎が疲れて食べたくなくなるんですよ。
あと、1個のカップラーメンをヒロミさんと分けて食べたり。ひとりは“麺担当”で麺だけを食べ、もうひとりは“スープ担当”でスープにフランスパンとかを浸して食べるんです。
こんな食事ばっかりだとつらいですけど、何とかなるというか。師匠の星セントさんをはじめ、「オスカル」時代にひいきにしてくれた女性とかが、食べさせてくれたんですよね。