下戸なのに日本酒のCMに出演 柳家花緑が“お酒通”な理由
今、稽古しているお芝居は南方の島で飢えと闘いながら芝居小屋を造って、すさんだ兵隊たちの望郷の心を慰める男たちの物語です。食うことだけで精いっぱいですから、酒を酌み交わすような場面はほとんどないのですが、出演者は大和悠河さんを除いて野郎ばかりだから、稽古が終わった後や本番の後で、居酒屋に繰り出すことも多くなると思います。でも、初めての主演のプレッシャーもあるから、お付き合いもほどほどになるかな。
セリフは、今はやりの聞き流しのスピードラーニング方式をマネして、アイフォーンに録音したセリフを暇さえあれば聴いてます。
■全国か各地ら日本酒が
……あ、お酒の話でしたね。
私、子どもの頃からツマミ系の食べ物が大好きなんです。駄菓子屋で売ってるよっちゃんイカやエイヒレが好きで、周りから「将来いい酒飲みになれるよ」と言われたものですが、今やこの通りですから当てになりませんね。
下戸のくせに酒の良しあしはわかりまして、おすすめしたいのがイタリアのワイン「サッシカイア」。高いものになると6万~7万円もする高級酒ですが、バランスの取れた味に惚れた母がよく買ってきます。日本酒なら武蔵野酒造の「スキー正宗 華」っていうやつ。やや辛口ですが、滑らかな口当たりの酒です。