“反安倍”歌う「制服向上委員会」のイマドキで真っ当な言い分

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「子供のくせにとよく言われるが、こういう言葉に負けて何も発しなくなったら、(安保法制の)賛成になってしまう。戦争体験者でない私たちでも意見は言える」(斎藤優里彩)

「どんな歌にもメッセージはある。私たちも思っていることを歌詞にして歌っているだけで、社会問題をテーマにした歌を歌うと批判されることが多い日本はおかしい」(西野莉奈)

 そんな彼女たちを会場の片隅で見守っていたのが、所属事務所「アイドルジャパンレコード」の高橋廣行社長(63)だ。彼女らの楽曲の大半を作詞する高橋社長に、改めて狙いを聞いた。

「うちの事務所では顔やスタイルは二の次で、第三者の意見を素直に聞ける子を採用しています。挨拶ができなかったり、芸能界ズレしている子は即却下。今回の会見であの子たちが言っていたように、われわれが目指すアイドル像は『誰かの心に輝くアイドル』。それを実現させるため、まずは自分の身の回りで起こっている事象をきちんと自信を持って話せる人間になってほしいと思っています。あの子たちは私の考えの代弁者ではありません。活動を通じ、私はメンバーの人間教育の手伝いをしています」

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