誰も得しなかったSMAP騒動 槙原敬之が“棚ボタ”でホクホク
独立を画策した女性マネジャーは業界追放となり、彼女に追随した「4人組」も今後は冷や飯が待っている。キムタクにしたところで、ネットなどでは「裏切り者」呼ばわりされていて、今後の道のりは平坦ではない。結局、誰も得しなかったSMAP解散騒動で、ただ一人、期せずして“漁夫の利”を得た人物がいる。SMAP最大のヒット曲「世界に一つだけの花」を作詞・作曲した槙原敬之(46)である。
「解散騒動以来、ファンの間でSMAPの過去の楽曲を買う動きが起きていて、『オレンジ』(作詞、作曲・市川喜康)、『夜空ノムコウ』(作詞・スガシカオ、作曲・川村結花)、『らいおんハート』(作詞・野島伸司、作曲・コモリタミノル)が売れていますが、中でも最も売れているのが『世界に――』なのです。15日に発表されたオリコンのデイリーランキング(シングルCD)では前日の圏外から突然9位に飛び込んできた。音楽ダウンロードの動きはもっと素早くて、集計しているレコチョクでは週間ランキング(1月13~19日)でいきなりトップに躍り出ているのです」(音楽関係者)
03年に発売された「世界に――」はこれまで258万枚売れていて、これだけで槙原は相当額のカネを稼いでいる。もっと凄いのはカラオケからの収入で、関係者の間では「槙原の懐には毎年1億円、すでに10億円以上は稼いだ」といわれている。