専門誌を携え居酒屋巡り 魚住りえさんが語る日本酒の魅力
日本テレビアナウンサーとして「所さんの目がテン!」「ジパングあさ6」などで活躍したタレントの魚住りえさん(44)。04年にフリー転身。昨年、著書「たった1日で声まで良くなる話し方の教科書」(東洋経済新報社)が12万部のベストセラーに。日本酒がお気に入りで、楽しみ方も庶民的――。
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飲み始めたのは大学時代。放送研究会というサークルの飲み会で、ビールでちょこっと乾杯したり、当時女子がよく飲んでいた、甘いカルーアミルクやモスコミュールをいただいたり。おいしくて飲むというより、お付き合いという感じで。
日本テレビに入社してからはたくさん飲んだ時期もありましたが、それでもせいぜい、ワインをボトル半分。人目があるので酔っても醜態をさらしたり、吐くほど飲んだこともないですね。
そして、本当においしさを知ったのは20代後半のころ。好きなのは日本酒とワインで、ワインから入りました。ある局の方が私の生まれ年のイタリアの「バローロ」を誕生日に飲ませてくださって、そのおいしさに感動! それで私もワインを勉強してソムリエの試験を受けてみようと思い、分厚い教科書を買って勉強しました。でも、ワインを追究しようとすると、フランス語ができないとダメだし、お金もかかるんですよね。