伝説“age嬢” 家村マリエさんは「おから料理」で起業家に
■10年におからレストラン開業
さて、金沢市生まれの家村さんはシングルマザーの家庭に育ち、高校中退後、市内のアパレル店勤務を経て、19歳で大阪に。売れっ子キャバ嬢時代、バラエティー番組「美女裁判」(朝日放送)出演をきっかけに「渋谷ガールズコレクション」などのファッションイベントに引っ張りだこになった。
「こう見えて、ワタシは堅実派。いただいたギャラを貯金し、それを元手に10年、心斎橋におからレストラン『House Village』を開業しました。それが起業家としての第一歩です」
13年からはモデルキャスティングを軸にする新事業「RRPROMOTION」を展開している。
「あと、最近は画家『EMEMON』としても活動してます。おととしの4月に歌舞伎の勧進帳に登場する石川県小松市の安宅海岸でスピリチュアルな体験をし、それから文字や数字、イラストを組み合わせた絵を描くようになり、それが開運・金運パワーを持ってると評判で、同時に抽象画としても注目されてるんです。去年8月、大阪市中央公会堂で個展を開き、今年末か来年早々の開催予定で金沢市の21世紀美術館からもオファーがあって、目下、打ち合わせの最中です」
この4月からは岸和田市のコミュニティFM「ラヂオきしわだ」にも出演。いや、小悪魔は多芸だ。