キムタク抜きの“SMAP解散式”を堺正章の焼肉店で開催した深いワケ
■堺正章プロデュース店“貸し切り”の意味
キムタク以外の5人が、出演オファーをかたくなに拒んだ紅白歌合戦の時間帯に一体何を話したのかはファンならずとも興味深いところだが、今回の打ち上げ場所に選ばれたこの焼き肉店にそのヒントが隠されているという見方がある。
実はこの東京・六本木のミッドタウンの真横にある「炭火焼肉An」は、あの堺正章がプロデュースして06年にオープンさせた店なのである。メニュー開発の段階からグルメで知られる堺自身も関わっていて、イチ押しは沖縄産黒毛和牛「もとぶ牛」の赤身。連日、大賑わいの繁盛店だが――。
「自分たちで予約したのか、他の誰かに店のセレクトを頼んだのかはともかく、堺の店で“解散式”を開いた事実に大きな意味が隠れている」というのはベテラン芸能ライターだ。こう続ける。
「堺はもともとはザ・スパイダースのボーカルで、長らく芸能界のドンの異名もある田辺昭知氏が社長を務める田辺エージェンシーに所属していました。現在はグループ会社の個人事務所に所属していますが、実質的には田辺氏の傘下にある。この田辺氏こそがSMAPの元マネジャーの飯島女史が中居らを連れてジャニーズ事務所からSMAP独立を画策した際に後ろ盾とした人物だからです」