同時間帯ドラマの合計視聴率からもキムタクは“苦戦必至”
キムタク主演のドラマ「A LIFE~愛しき人」(TBS系)の初回視聴率は14.2%で一昨日の2回目が14.7%。同日同時間帯で放送された小雪主演の「大貧乏」(フジテレビ系)は初回の7.7%から大きくダウンの4.4%と4.8%。注目したいのは2つの合計「18.6」「19.5」%だ。
最近のドラマの視聴率の低下は顕著で、民放の連ドラがカチ合った場合はとくに如実。例えば火曜10時台の2期前の「せいせいするほど、愛してる」(TBS系)と「ON異常犯罪捜査官」(フジ系)は期待度が高い初回でも9.3%と9.6%で計18.9%。次からは16.6%、14.9%とダウンした。
この“火10”は次のクール(前期)からTBSだけになり、それでヒットしたのが「逃げるは恥だが役に立つ」。それでも最終回は20.8%でこれも単独だからこその数字といえる。ちなみに、1年前には“水10”でカチ合い、初回合計20.8%、最終回18.4%だった。
ザックリとここ最近ではカチ合った場合、総視聴率は20%くらいなら御の字といったところ。合計25%超えは奇跡でもおきないとあり得なさそう。