亀山氏社長就任は迷惑 業績好調BSフジ内部から不満噴出
「BSフジ局内では早くもブーイングの嵐。“亀山いらねえ”と新社長不要論の声が上がっています」
こうため息交じりに明かすのは、さるフジテレビ関係者だ。9日にフジテレビ亀山千広社長(60)の退任が明らかに。昨11日の取締役会で機関決定となり、来月開催される株主総会で正式に任を解かれることになるが、業績不振の責任を取っての“左遷先”が系列会社「BSフジ」の代表取締役社長に内定していることについて、冒頭のような不満が噴出しているというのだ。
前出の関係者がこう続ける。
「BSフジは前期に引き続き、今期も1998年設立以来の過去最高の売り上げ、営業利益、経常利益を更新しました。キー局BSではトップの成績。すこぶる絶好調のところに、フジ社長就任直後から年10%以上のハイペースで営業利益を溶かし続けてきた人物に来られても、正直、迷惑な話でしかありません」
■フジ社長再登板のウルトラCも
13年6月、当時常務取締役だった亀山氏がフジ社長に就任した際、豊田皓前社長より11歳年下だったことから「若返り人事」などと注目されたのは記憶に新しい。