独立リスクと天秤か ジャニ残留を選んだ中居正広の腹の内
日本中を揺るがしたSMAP独立解散騒動は、稲垣吾郎(43)、草彅剛(42)、香取慎吾(40)の3人がジャニーズ事務所から独立し、中居正広(44)は残留が決定。これでようやく騒動にケリがついたように見えるが、当初は独立派だった中居が残留の道を選んだ背景にはある計算が透けて見える。
ジャニーズに詳しいマスコミ関係者が言う。
「まず中居君の今回の決断は業界では既定路線で、民放の編成マンらも『彼は動けないよね』と残留が当然とみていました。独立となれば、現在の5本ものレギュラー番組はすべてお払い箱となり、またゼロからスタートしなければならない。独立を口にした瞬間、『嵐、出しますんで』とジャニーズが言ってきて、いつ司会やレギュラーの座を奪われてもおかしくありませんからね。スタッフや周囲への影響を考慮して残留したと美談仕立てで報じられましたけど、自分のポジションを真っ先に考えたのは間違いない。いくら売れっ子の中居君でもジャニーズのTV局への影響力には勝てません。それに昨年の独立騒動の際、独立のリスクというか無知な部分も思い知ったわけですから」