独立リスクと天秤か ジャニ残留を選んだ中居正広の腹の内
■「ジャニーさんが生きてる間は辞めない」
無知な部分とは、ジャニーズがSMAP関連で6件もの商標を登録していること。事務所の許可なしにグループ名を名乗れないどころか、ヒット曲を歌うことも許されないといった権利関係の問題などだ。そこで独立後もジャニーズと対立せず、邪魔もされないように活動するにはどうするべきかと中居は考えはじめたようだ。
「今回は独立を見送ったわけですが、諦めたわけじゃない。再び5人が揃う道も模索しています。彼の中には『ジャニーさんが生きてる間は辞めない』という信念があります。それが理由の残留で、芸能界での育ての親に対する忠義もあるでしょうけど、高齢で健康不安説もあるジャニー喜多川社長とメリー喜多川副社長の現体制はそう長くはなく、代の変わり目まで機を待つという道を選んだようにも見えるのです」(前出のマスコミ関係者)
次期社長である藤島ジュリー景子副社長に代替わりすれば中居の行動の自由は格段にアップするのは間違いない。
とにかく今は稲垣ら3人と行動をともにしなかった裏切り者の汚名を着せられようと面従腹背のとき。
これくらいの計算が働き、かつ忍従に耐えられなければ国民的アイドルのリーダーは務まらないのだろう。