“バブル芸”の一発屋にあらず 平野ノラの経験値と人間力
「一度お笑い芸人の道を諦め、OLをはじめフリーター、飲食店店員など、さまざまな職業を経験。不動産の仕事をした時には、難関の宅建資格まで取得している。しかし、お笑いの夢を捨てきれず、反対する婚約者と別れて30歳でスクールに入り、32歳でデビューしたという苦労人。経験値が高いぶん、引き出しも多い。そんな人間力が今になって出てきた。まだ隠れている才能もあるはず」(芸能ライター)
昨年のブレーク直後から「一発屋」呼ばわりされていた。しかし、その人間力が功を奏し、明石家さんまをはじめ大物芸人に好かれ、番組に呼ばれる機会も増えている。
「バブルネタ自体は飽きられているのは事実ですが、最近の平野ノラのコメント自体に深みが感じられるようになってきた。“みなさんが生活している場所、そこがお立ち台だゾ!”というような人生経験を感じさせるコメントが増えたことで、起用する側の見る目が変わってきている」(テレビ関係者)
ぽっと出の芸人には真似できない経験値が彼女の強みだ。