佐藤江梨子が語る 角替和枝さんとの縁と事務所移籍の裏話
希望としては将来的に女優をメインにしたいと考えてましたから、俳優中心であまり大きくない事務所……。そんな折、14年の12月ごろ、京都でロケがあって東京へ帰るって日です。佑さんとお会いしましたら、「母がニューヨークから帰ってきたばかりだから、電話してみたらいいんじゃないですか」って言われ、もう、このタイミングだ! って。これが直接のきっかけになって後日、移籍の話をさせてもらい、本決まり。本当にうれしかったですね。
10月14日から公開されている主演映画「リングサイド・ストーリー」でも角替さんと2回目の共演をしています。この作品の武正晴監督とのご縁もつくってくださったんです。
15年12月に昼ドラ「嵐の涙」のロケで柄本明さんとご一緒したら、劇団のアトリエで行う忘年会に誘われました。その頃、私は長男を産んで4カ月目。お酒の差し入れだけで帰ろうと思っていたのですが、ちょうど居合わせた角替さんが「赤ちゃんも連れておいでよ」って。それでいったん帰宅して長男と参加したところ、武監督がいらっしゃってお話しする機会に恵まれたのです。