出るか“第2の貴乃花親方” 芸能界の暴力体質は角界顔負け

公開日: 更新日:

 大相撲の元横綱日馬富士の平幕貴ノ岩への暴行事件が、芸能界にも波及するかもしれない。

 貴乃花親方が所轄の警察署に刑事告訴したことで大騒動になっているが、「これに続けと、業界にはびこる暴力体質を告発する者が出てきてもおかしくない」との声が芸能関係者にあるのだ。

「人気俳優やら売れっ子モデルを売り出した事務所の社長、多くのグラドルを育て上げたことで知られる大物、大手レコード会社幹部ら、パワハラのエピソードは有名な話。部下を殴ったり蹴ったりして、ガラスの大きな灰皿を投げつけてケガをさせたとか、被害者は数え切れないほどいます。独特の閉鎖社会で、そんなやつらに文句を言えば生きていけないと口をつぐみ、黙って耐えたり、いまもその痛みを引きずっている被害者が警察に駆け込んだり、ネットで告発すればどうなるか。貴乃花親方は相撲協会に報告せず、独善的な行動だと批判されていますが、被害者にすれば『その手があったのか』ということになるし、警察が捜査に着手したことで、成功例のように見えなくもない。これは芸能界にも影響を与える前例となるんじゃないでしょうか」(ある芸能関係者)

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 2

    米挑戦表明の日本ハム上沢直之がやらかした「痛恨過ぎる悪手」…メジャースカウトが指摘

  3. 3

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 4

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 5

    巨人「FA3人取り」の痛すぎる人的代償…小林誠司はプロテクト漏れ濃厚、秋広優人は当落線上か

  1. 6

    斎藤元彦氏がまさかの“出戻り”知事復帰…兵庫県職員は「さらなるモンスター化」に戦々恐々

  2. 7

    「結婚願望」語りは予防線?それとも…Snow Man目黒蓮ファンがざわつく「犬」と「1年後」

  3. 8

    石破首相「集合写真」欠席に続き会議でも非礼…スマホいじり、座ったまま他国首脳と挨拶…《相手もカチンとくるで》とSNS

  4. 9

    W杯本番で「背番号10」を着ける森保J戦士は誰?久保建英、堂安律、南野拓実らで競争激化必至

  5. 10

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動