芸能界きっての仲良し親子 関根勤に聞いた“子育ての極意”
愛娘がまさかの芸能界入り&国際結婚
芸能界きっての仲良し親子として知られるが、娘の芸能界入りは望まれたことではなかった。
「芸能界は、真面目に取り組んだからといって、報われるものでも売れるものでもない。求められているものがとても分かりづらい世界です。僕もなかなか売れずに苦労しました。できることなら、普通の企業に勤めてほしいと思ったんです。ただ、否定はしなかった。ミステリーハンターに憧れたようですが、本人がやりたいと思って進んだ道ですから、頑張れよ、と。でも、街をリポートするだけでも大変だってことに気づいて、すぐにミステリーハンターは諦めてましたが(苦笑い)」
関根家で父親は「年上の遊び相手」という役どころ。
「幼少期はクレヨンしんちゃん、高校生になったらクリント・イーストウッドの映画を一緒に見ました。同世代の友達はクリント・イーストウッドには興味がないから僕と映画館に行く。ショーン・コネリーのDVDも一緒に見てました。とにかく渋いんですよ、好みが」
麻里は14年8月、ラジオ番組での共演を機に韓国人歌手のK(34)と国際結婚。インターナショナルスクールの幼稚園に入園した時点で、「国籍の違う人が旦那になるかもしれないという覚悟はできていた」と振り返る。
「『K君と付き合う』って聞かされた時は、真っ先に喜ばしいなって思ったんです。留学中に好きになった人はゲイばかりだったと聞いていたので、ああ、ようやく青春を謳歌できるんだなって、うれしかった。僕の中では一貫して、麻里の幸せが最優先。麻里が中学生ぐらいまで、一緒にふざける時間がたくさんあったから子育てをやり切ったという自負もあったのかもしれませんね」
15年11月に孫娘が生まれ、おじいちゃんになった。今は週5の「孫遊び」が楽しくて仕方ないという。