女装キャラ企画も間が悪く…TOKIOリーダー城島茂の悲哀
しかも「当初『ミタゾノ』は17年10月期に放送する予定だった」(テレ朝関係者)というから、実にタイミングが悪すぎる。国分太一が真っ先にMCを務める朝の情報番組で謝罪するハメになったのも気の毒ではあったが、連帯責任とはいえ、城島も多大な被害をこうむることになったわけだ。
コラムニストの桧山珠美氏がこう言う。
「グループでの音楽活動を休止している最中に、ソロでの音楽活動を行わなければならない城島の心情は推して知るべしです。会見では松岡のように厳しい言葉を発するのではなく、うやむやともとれる発言に終始したことで一部では優柔不断という感想を持った視聴者もいましたが、一歩引いた立場で調整役を担ったことで好感を持った視聴者がいたのも事実。しかも、起訴猶予処分になったとはいえ、コトの全容が明らかになっていないぶん、今後の展開次第ではグループ存続の命とりにもなりかねない。一見頼りなく見える“名ばかりリーダー”のイメージが功を奏したといえるのではないでしょうか」
東京・原宿の「ジャニーズショップ」で開催中の「島茂子」展をのぞいてみると、店内の隅っこに衣装のドレス1着と販促のTシャツが飾られているのみ。足を止めるファンも見当たらず、もの悲しさを誘っていた。そして、リーダーとしての苦悩はまだまだ続く。