泣けるほど面白いと話題 「おっさんずラブ」大健闘のワケ
たとえ練られた脚本とはいえ、実際に立たせるのは演者の俳優陣だが、いずれも個性豊か。万年ネクストブレークの座に甘んじデビューから15年超もの間、“2番手”の配役で確実に力をつけてきた田中、舞台畑の吉田とともに“遅咲きの俳優”が味のある演技を見せているのだ。
「コワモテの中年が年甲斐もなく手作り弁当を作ってビルの屋上に呼び出したり、乙女のような表情を見せたり。キモイと思われがちな描写をふざけるのではなく、真面目に肩の力を抜いた演技でやるからこそ、視聴者は思わずにやけてしまう。まさしく長年の演技経験がなせる業でしょう」(前出の桧山氏)
12日放送の4話からは先輩上司の眞島秀和も第3の男として参戦する気配……。食わず嫌いで見ないのは、あまりにもったいない!