TVから消え10年超…小橋賢児さんイベント仕掛人になるまで

公開日: 更新日:

 俳優業については「やめるとは宣言していません」とこう続けた。

「情報がフラット化されて多様な生き方が可能になりました。一つの枠組みだけにはまるのはもったいないと思うんです。例えば、海外の芸能界は皆、プロデューサー気質ですよね。レオナルド・ディカプリオも環境問題に取り組みながら俳優をやってるじゃないですか。僕も今なら昔より味のある演技ができるかもしれませんね(笑い)」

■ほぼうつ状態で「いつ死のうか」と考えた

 さて、東京出身の小橋さんは「ネズミが出るボロい家」で鍵っ子として育った。小学2年の時、子供向けバラエティー番組「パオパオチャンネル」のオーディションに合格して芸能界入り。当初は仕事が少なかったが、転機となったのは94年放送のドラマ「人間・失格~たとえばぼくが死んだら」(TBS系)。いじめグループのひとりとして存在感を発揮しブレークした。

 以来、役者として活躍。01年のNHK朝ドラ「ちゅらさん」では国仲涼子演じるヒロインとピュアな恋愛模様を繰り広げて脚光を浴びる。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大友康平「HOUND DOG」45周年ライブで観客からヤジ! 同い年の仲良しサザン桑田佳祐と比較されがちなワケ

  2. 2

    阪神・藤川監督が酔っぱらって口を衝いた打倒巨人「怪気炎」→掲載自粛要請で幻に

  3. 3

    阪神からの戦力外通告「全内幕」…四方八方から《辞めた方が身のためや》と現役続行を反対された

  4. 4

    阪神・西勇輝いよいよ崖っぷち…ベテランの矜持すら見せられず大炎上に藤川監督は強権発動

  5. 5

    中森明菜が小室哲哉、ASKAと急接近! “名曲製造機”との邂逅で「第2の黄金期」到来に期待

  1. 6

    「色気やばい」山﨑賢人のタバコ姿が大反響 韓国で路上喫煙の宮根誠司との反応に“雲泥の差”

  2. 7

    巨人・小林誠司に“再婚相手”見つかった? 阿部監督が思い描く「田中将大復活」への青写真

  3. 8

    中野サンプラザ、TOC、北とぴあ…都内で建て替え計画が相次ぎ頓挫する理由

  4. 9

    岩井明愛・千怜姉妹が大ピンチ!米ツアーいまだポイントゼロで「リシャッフル」まで残り5試合

  5. 10

    演技とイケオジぶりで再ブレーク草彅剛と「10億円マンション売却説」中居正広氏との“絆”