「万引き家族」城桧吏を案じる声も…子役は親が潰しがち
「城君は端正な顔立ちと強い目力が印象的で、どこかミステリアスな雰囲気もあります。同じく是枝監督に見いだされた、『誰も知らない』に出演した時の柳楽優弥(28)を彷彿させますね」(芸能ライターのエリザベス松本氏)
城君とは、城桧吏(11)のこと。カンヌ国際映画祭の最高賞パルムドールに輝いた「万引き家族」(是枝裕和監督)で、リリー・フランキー(54)と安藤サクラ(32)の息子を演じた子役だ。
「柳楽は14歳にしてカンヌで最優秀主演男優賞を受賞。ただ、その後はいろいろプレッシャーもあったようで、激太りや仕事の激減、安定剤の過剰摂取で救急搬送されたこともあります。突如、脚光を浴びた城君と、当時の柳楽を重ね合わせているのでしょう。ネット上でも『子供のうちから過剰なプレッシャーを与えちゃダメ』『テングにならないように周囲が注意しないと』などと今後を案じる声は多いですね」(エリザベス松本氏)
確かに昔から「子役は大成しない」なんて言われる。そんなに大変なのか。子役が多く所属する芸能事務所の関係者はこう明かす。