“やらかし”対策だけにあらず…ジャニーズが変えるべき社風
■タレント任せ、放任主義のツケ
オンナがらみ酒がらみの問題が常についてまわるジャニーズ。野島氏はこう続ける。
「ライバル的なアーティストの事務所や大手芸能プロ、レコード会社は居酒屋やバーラウンジ、カラオケサロンなどを傘下で経営しているところが少なくありません。自社のタレントの遊び場を提供することで、タレントが外でトラブルになるリスクを軽減させている。遊ぶお金も身内で回す。売れないタレントのアルバイト先も身内でつくるというメリットもあります。ジャニーズも、何でもタレント任せの放任主義ではなく、こうした対策を打ち出したり福利厚生のようなものがあればスキャンダルも減らすことができるかもしれません」
まず変わるべきはジャニーズ事務所の社風ではないか。