グループは有名無実化 4人になった新生TOKIO解散の“Xデー”
「自分たちのプライドを大事に、4人で変わらず頑張っていくだけ」――。こう決意を語ったのはリーダーの城島茂(47)。女子高生への強制わいせつ騒動でメンバーの山口達也(46)が脱退したジャニーズのアイドルグループTOKIO。グループとして2012年から福島県の産物などをPRしており、その新CM発表会がこのほど行われた。城島とふたりで会見に出席した国分太一(43)は「責任を持って愛情の詰まった味を伝えていく」と強調した。
だが芸能マスコミからは、こんな声も囁かれている。
「TOKIOは2012年8月発売の『17』以来、アルバムを出していませんし、2014年の20周年ライブを最後にコンサートツアーもしていません。来年のデビュー25周年へ向け、ニューアルバムの発売やツアーといった動きがあるのではないか、ともいわれていましたが、今現在、何の発表もない。山口の不祥事で世間の耳目が集まりましたが、それ以前からグループとしては失速。イベントとは関係ないので質問は出ませんでしたが、今後のビジョンが気になります」
ジャニーズ担当のベテラン記者によると、SMAPも20周年を過ぎたあたりからパワーダウン。同時に中居正広のMC(司会)のような「バラ売り」へと活動形態が変わっていった。そうした事情を考えれば、「今後はTOKIOも、すでに進んでいるソロ活動がますます中心になっていくのではないか」という。