グループは有名無実化 4人になった新生TOKIO解散の“Xデー”
■加速するバラ売り
最年少メンバーの長瀬智也(39)もこの秋、40歳になる。同じ秋に誕生日を迎える城島はアラフィフと呼ばれてもおかしくない年齢だ。
「アイドルグループを標榜すること自体、無理がある」との声は、マスコミ関係者ばかりではないだろう。
松岡昌宏(41)はかつて、テレビのバラエティーで「TOKIOは何を目指しているのか」との質問に、思案した末に「強いて言えば、ドリフターズっすかね」と答えていたそうだ。音楽をやりながらバラエティーもこなし、大人から子供まで愛されるグループという意味だろうが、メインのはずの音楽、TOKIOならバンド活動が尻すぼみではお話にならない。
「ソロとしてそれぞれを見ると、そう悪くないですよ」とベテラン記者はこう続ける。
「長瀬は俳優として、最近も主演映画『空飛ぶタイヤ』がヒットしました。松岡はテレ朝系ドラマ『家政夫のミタゾノ』が好評でしたし、舞台でも活躍している。国分は平日の帯番組『ビビット』のMCのほか、音楽番組のMCやコメンテーターとしても力を伸ばしている。城島は日テレの人気番組『ザ!鉄腕!DASH!!』など、バラエティーで気を吐いている。メンバー同士、仲の良いことで知られるTOKIOですから、4人で頑張るとは、気持ちは一緒という意味もあるのでしょう」