ヒロミの一言で…ミスターちんが語るトリオ活動休止の経緯
そんな折、友人の医師に勧められたのが、鍼灸師の国家資格取得。実際に鍼を受けて、長年苦しんだ持病の頭痛が治った経験もあり、ピンときました。
それで2011年4月に四谷三丁目にある専門学校に入学。当時47歳でした。授業は基本的に月曜から金曜日まで週5日で、午後6時開講。ちゃんと机に座って授業を受けるなんて、高校卒業以来29年ぶりです。
でも、いざ始めてみると解剖学とか生理学とか意外と面白い。仕事を抱えてますから、スケジュールをやりくりする必要がありましたが、クラスは年齢の幅が広く、いろんな経験を積んでこられた社会人の方もいて、飲み会に参加するのも楽しかったですよ。
そうこうしてるうちに知人の紹介で大手の「プロダクション尾木」にご縁ができて、風向きも変わりました。
おかげさまで国家資格は14年2月に無事取得。4年間、千葉県流山市内の鍼灸院のお手伝いをして技術を磨きました。その甲斐あって、今年5月に小田急線経堂駅から徒歩1分の場所に鍼灸治療院「ぶんのいち」を専門学校時代のクラスメートと一緒に開業。ようやく独立できたんです。