激熱17曲連続ライブに感激…「鶯籠」が魅せる勢いと将来性
そんな鶯籠の初ワンマンの会場は、ロックの殿堂「新宿LOFT」。8割方埋まる盛況ぶりだ。冒頭に流れたVTRで、駄好乙が「17曲連続でやります!」と爆弾発言! ダンスが激しいアイドルライブでは3、4曲ごとにトークを入れて息を整えるのが普通。鶯籠はトークなしの連続演奏が特徴とはいえ、持ち歌全曲をノンストップとは……会場からどよめきが起こる。
期待と不安がまじる中、メンバーがワンマン用Tシャツだけというシンプルないでたちで登場。1曲目は「霞」、続いて「GOMIBAKO」「EMOTIONAL」と発表された順に歌っていく。テンションが上がったPINOCOが最前柵によじ登ってシャウトし、駄好乙はステージを奔放に跳び回る。その熱にファンは全力のコール(掛け声)で応え、最前に殺到する。久々に「熱狂のるつぼ」と呼べるアイドルライブを見た気がした。
17曲、あっという間の1時間半だった。2曲のアンコールの後、ようやくしゃべったメンバーは「楽しかった!」「まだ行けそう」と口々に感想を述べたが、筆者は汗だくヘトヘトだ。
特典会では、全員と撮りたかったので2000円の囲み写メを。本格的な楽曲と不思議な世界観、個性的なメンバーの鶯籠、これからキそうですよ。 (ドルヲタライター・今田)