目玉なき平成最後の紅白 NHKがすがる歌以外の“隠し玉”
コラムニストの桧山珠美氏が言う。
「出場歌手にインパクトがないので、企画もので頑張るしか見どころはありません。前回の放送が評判だったので、目玉づくりのためにウッチャンと永野芽郁のコントは十分にあり得ると思います。朝ドラの主題歌を務めた星野源も出場するので、何らかの形で絡んでくるかもしれません」
NHKは平成最後の紅白へ向けて「平成を振り返るだけでなく、未来への第一歩となるワクワクするような紅白にしたい」との姿勢を示している。未来に向けて、どのような演出が考えられるのだろうか。
「来年4月から始まる朝ドラは広瀬すず主演の『なつぞら』です。100作目の記念ということもあり、NHKは力を入れてくるはずです。当初は紅組の司会は綾瀬はるかが最右翼でしたが、フタを開けてみると広瀬すずでした。局として全面的に推していくつもりでしょう。ショートドラマなどを制作して大々的に番宣する可能性もあります」(桧山珠美氏)
演出で盛り上げるのは結構だが、歌番組であることを忘れてはいけない。