モノマネタレント古賀シュウさん ネタ中に“戻した”経験が
卒業後、地元愛知での生命保険の営業マン時代は、保険の契約を取るために接待酒ばかり。お客さんに楽しく飲んでもらうため、自腹を切って接待。だから、あまり酔わなかった。
でも、僕のことを気に入ってくれて保険に入ってもらえると、気心が知れて心が緩むから「もう一軒行きましょうか!」とカラオケスナックに連れていき、調子に乗ってモノマネネタをやっちゃうわけですよ。当時は沢田研二さんの「ス・ト・リ・ッ・パ・ー」が好きで、替え歌にして歌いながら服を一枚ずつ脱ぎ捨てて最後に裸っていうネタをやったら、お客さんが「やっぱり……解約していいですか?」と(笑い)。「もう一回、冷静に考えていいですか」と言われたのは何回かありました。こんな人に保険を預けるのは不安だな、と。営業マン時代は酒で失敗してましたね。
■自分のペースがわからなくて…
芸人になるため、34歳にして上京。ショーパブに出て生計を立てていた頃、だれかの誕生日会やパーティーに「プライベートで来て、ちょっとモノマネやってくれない?」と誘われることがあった。やる代わりに飲食はタダで自由に飲み食いしていいよ、と。