ハンディ乗り越え…深田恭子「ルパンの娘」に大化けの予感
「『ルパンの娘』の“振り切れ感”は、小学生にも分かる面白さです。昨年の話題作『今日から俺は!!』(日本テレビ系)や、最近話題になった映画『翔んで埼玉』に通じるものがある。深キョンが演じるおっとりキャラのヒロインが、セクシーで俊敏な怪盗になったり、ミュージカル風に歌ったり。細かい部分まで“そうくるかよ!”と突っ込みながら、お気楽に楽しめる作りになっています。リアルタイムの視聴率に直結する層からは支持されないかもしれませんが、面白いことをやりたいというスタッフ&キャストの意欲は十分伝わりますね」
ネット上での評価も上々で、〈渡部篤郎や小沢真珠から栗原類や加藤諒まで、キャストが濃い〉〈フジテレビの本気が見えた〉〈深キョンが年々進化している〉〈今期ナンバーワン〉など、熱い書き込みが多い。
フジの動画配信サービス「FOD」の見逃し配信視聴数で、「ルパンの娘」の初回は17日時点で112万回を超え、最高記録を更新……大化けの予感すらしてくる。
1998年にはHIVに感染した女子高生、2005年には大富豪の刑事、そして今年1月クールには14歳年下の生徒と恋に落ちる塾講師と、振り幅の広い役を演じてきた深キョン。放送枠のハンディを越え、石原との同門対決を制することができるか。