騒動から3年 いまだ地上波に復帰できない「のん」の現在地
「この3年で約30件、テレビ局からのんへ、ドラマや情報番組のオファーがあった。でも、こちらが企画に納得して、いざ出演契約を結ぶことになると、テレビ局から必ず『なかったことにしてください』と電話が入るのです」
■日本の俳優の中で手取りはトップクラス
テレビ局などから送られてきたメールや企画書などの“証拠”もあるという。しかしテレビ以外の仕事は順調で、マルコメやメンソレータム社・アジアパシフィック(香港)など、のべ20社とCM契約があり、事務所に所属せず、ギャラから手数料を福田氏サイドに支払うだけなので、日本の俳優の中でもトップクラスの手取りがあるはずだという。
こうした“エージェント契約”は、ハリウッド式の契約であり、「エージェントとしての働きが悪かったら、のんが僕をクビにすることもできる」という。
元SMAPの地上波番組出演に関連して公正取引委員会から「注意」を受けたジャニーズ事務所、所属芸人と契約書さえ存在しないことが問題視された吉本興業と、芸能事務所の体質が注目される中、地上波番組からのんが“干されている”状態は変わるのか。ワイドショー芸能デスクはこう語る。