■対抗馬なし
コラムニストの桧山珠美氏はこう分析する。
「今回、“国民的歌手”にふさわしい対抗馬が見当たらなかった、消去法のように思います。ストリート系のEXILEがサングラスを外して歌うより、老若男女に親しみのあるジャニーズアイドルのほうが全国民が納得できる。SMAPや安室奈美恵がいたら変わったのかもしれませんが、米津玄師、あいみょんでは若者に、矢沢永吉では中高年に人気が偏りすぎ。嵐以外に見つからない。活動休止も付加価値になっています」
祝賀式典観覧は約1万人をネットで一般公募。ドームツアーですらなかなか当たらない嵐の晴れ舞台。「伝説のアイドル」にまたひとつ箔が付く。