著者のコラム一覧
小手伸也

1973年、神奈川県生まれ、早稲田大学卒。劇団inner child主宰、作家、演出家、俳優、声優の何でも屋。出演作にてあらゆるスパイス(?)をふりまき、さらなる弾みをつけたいともくろむ“シンデレラおじさん”。4月期は月9ドラマ「SUITS/スーツ2」(フジテレビ系)、連続ドラマW「鉄の骨」(4/18スタート)、「いいね!光源氏くん」(NHK、土曜23時30分~)に出演。

「行列のできる法律相談所」スカイダイビング初挑戦の裏話

公開日: 更新日:

 昨年10月から始まった当コラム、なんだかんだで1周年を迎えることができました! これもひとえに皆さまのご愛顧のたまものだと存じます。本当にありがとうございます。引き続き「華のある」人々に囲まれながら、分相応の目線で書きつづってまいります。よろしくお願い致します。小手伸也です。

 この一年、思えばいろいろな経験をさせてもらいましたが、先日放送の「行列のできる法律相談所」(日本テレビ系)で初挑戦したスカイダイビングは、ある意味、いままでの僕では到底触れる機会もなかったであろうズバぬけた初体験でした(そもそも打ち合わせでパッと思いついて口に出したことが、その3日後に実現するなんて思いもよらないですよ!)。

 正直、「なぜ、そんな体を張るのか」と妻にたしなめられましたが(僕もなんでか知りたい)、実際に飛行場に到着し、次々と空から降りてくる方々を見て、9000回以上の飛行経験があるインストラクターの山本さんにお会いしてみると、やはり「恐怖」の根源は基本的には「未知」からくるもんだと思いました。

 確かに危険はあります。事故だってゼロじゃない。でもそれを言い出したらスポーツに限らずあらゆる物事に当てはまりはしないか。とはいえ、どんな物事でも経験者の「大丈夫」という言葉は、必ずしも未経験者の不安を払拭し切れない。もしかしたら僕が体を張りながら経験値の獲得に貪欲なのは、その「大丈夫」に代わる何かを誰かのために表現したいからなのかも(緊張による哲学化)。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 2

    米挑戦表明の日本ハム上沢直之がやらかした「痛恨過ぎる悪手」…メジャースカウトが指摘

  3. 3

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 4

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 5

    巨人「FA3人取り」の痛すぎる人的代償…小林誠司はプロテクト漏れ濃厚、秋広優人は当落線上か

  1. 6

    斎藤元彦氏がまさかの“出戻り”知事復帰…兵庫県職員は「さらなるモンスター化」に戦々恐々

  2. 7

    「結婚願望」語りは予防線?それとも…Snow Man目黒蓮ファンがざわつく「犬」と「1年後」

  3. 8

    石破首相「集合写真」欠席に続き会議でも非礼…スマホいじり、座ったまま他国首脳と挨拶…《相手もカチンとくるで》とSNS

  4. 9

    W杯本番で「背番号10」を着ける森保J戦士は誰?久保建英、堂安律、南野拓実らで競争激化必至

  5. 10

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動