「行列のできる法律相談所」スカイダイビング初挑戦の裏話
昨年10月から始まった当コラム、なんだかんだで1周年を迎えることができました! これもひとえに皆さまのご愛顧のたまものだと存じます。本当にありがとうございます。引き続き「華のある」人々に囲まれながら、分相応の目線で書きつづってまいります。よろしくお願い致します。小手伸也です。
この一年、思えばいろいろな経験をさせてもらいましたが、先日放送の「行列のできる法律相談所」(日本テレビ系)で初挑戦したスカイダイビングは、ある意味、いままでの僕では到底触れる機会もなかったであろうズバぬけた初体験でした(そもそも打ち合わせでパッと思いついて口に出したことが、その3日後に実現するなんて思いもよらないですよ!)。
正直、「なぜ、そんな体を張るのか」と妻にたしなめられましたが(僕もなんでか知りたい)、実際に飛行場に到着し、次々と空から降りてくる方々を見て、9000回以上の飛行経験があるインストラクターの山本さんにお会いしてみると、やはり「恐怖」の根源は基本的には「未知」からくるもんだと思いました。
確かに危険はあります。事故だってゼロじゃない。でもそれを言い出したらスポーツに限らずあらゆる物事に当てはまりはしないか。とはいえ、どんな物事でも経験者の「大丈夫」という言葉は、必ずしも未経験者の不安を払拭し切れない。もしかしたら僕が体を張りながら経験値の獲得に貪欲なのは、その「大丈夫」に代わる何かを誰かのために表現したいからなのかも(緊張による哲学化)。