夫は人気漫画家でも格差婚?壇蜜の知られざる超堅実ライフ
冒頭のコラムの中でも、壇蜜自身、その当時のことをこのように語っている。
〈職を転々としながら恋を育み、そして失い……長年“男を変えてカギ変えて”といった暮らしでした。29歳で芸能事務所に入った時も、それまで3年ほど付き合っていた方とお別れをしまして。抱えるものが多すぎたのです。恋を失えばどれほど仕事をしたって誰も悲しまない。だったらすり減るまでやってみようと、芸能事務所に水商売、大学病院の助手と、3つの仕事をいっぺんに決めたんです。遺体に触れた後に漫画喫茶でシャワーを浴び、そこから水着の仕事へ、といった生活を3年ほど続けました。よく、それで得たものはあるんですか? と、聞かれますが、徹底的に大変な状況に身を置いたことは今の土台になっていると思います」(前出・FRaUより)
■ブレーク後も小さなアパート暮らし
大ブレークを果たし、芸能の仕事に専念した後も、彼女の基本的な生活スタイルは一切、変わらなかったという。
「三軒茶屋の前は東武東上線沿線の路地の入り組んだ下町情緒たっぷりの街に住んでいたこともありました。しかもコーポタイプのアパートの小さな部屋。芸能人オーラは完全に消し、地元の商店街に買い物に出かけていましたが、一般人としての当たり前の生活感覚を彼女はずっと大切にしてきました。それは今でも全く変わりません」(前出・芸能事務所関係者)