瑠川あつこさん 女優引退後は天然石アクセ専門店で大成功

公開日: 更新日:

 長渕剛主演の「ボディガード」(1997年)、雛形あきこ主演の「仮面の女」(98年)、堺雅人主演の「ア・オ・ゾ・ラ・マージャン」(99年)など話題ドラマの名脇役として活躍した。本日登場の瑠川あつこさん(44)だ。最近、姿を見ないが……。

  ◇  ◇  ◇

 原宿・表参道ヒルズ裏手の閑静な住宅街にたたずむ、別荘のような瀟洒な外観の商業施設「ペリーハウス」。1階の天然石ジュエリーショップ「Ame blanche(アーム・ブランシュ)」を訪ねると、瑠川さんに迎えられた。

「起業したのが2009年10月1日でしたから、先日、丸10周年を迎えました。最初は、表参道交差点のすぐそばでオープンし、こちらへ移転したのが13年。おかげさまで良いお客さまに恵まれ、路地裏なのにリピーターさんが多いんですよ」

 店舗は約5坪。白を基調とした内装は、壁や梁、天井は薄く塗装して木目を生かし、テーブルや棚には取り扱っている6人の作家ごとの作品が配置されている。

「天然石、手作り、オリジナリティーにこだわっていまして、一点物や数量限定のデザイナーズジュエリーを中心にセレクトしています。天然石と手作りにこだわるのは、大地のエネルギーがもたらす自然の色合いが素晴らしいこと、それと一点一点の“温かみ”ですね」

 在庫は400から500点。2万円から5万円が中心価格帯だ。

「起業前は、ジュエリースクールの講師でもありましたし、私自身も製作をします。誕生石を使ったセミオーダーも承っており、ピアスをイヤリングに変更することもできます」

 好評なのは赤珊瑚のジュエリーだ。

「赤い物を贈る還暦祝いや、結婚35周年を祝う珊瑚婚式に、旦那様やお子さんがお買い求めになることが多いです。古来、安産のお守りとされており、妊婦さんや妊活中の方にも人気。通販で購入する方も多いですね」

 テレビドラマやCM、ファッション雑誌で女優やモデルが身に着けているジュエリーは、同店が貸し出している作品が少なくない。

柴咲コウさんのリプトン紅茶のCMをはじめ、北川景子さん、竹内結子さん、ドラマだと寺島しのぶさん……。最近では今年7月期の水曜ドラマ『偽装不倫』の第1話、主演の杏さんが宮沢氷魚さん演じる“運命の人”と初めて出会うシーンで、ブルートパーズの揺れるイヤリングを身に着けてくださいました。放送の翌日からしばらく問い合わせが途切れませんでした」

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    フジテレビ問題「有力な番組出演者」の石橋貴明が実名報道されて「U氏」は伏せたままの不条理

  2. 2

    「とんねるず」石橋貴明に“セクハラ”発覚の裏で…相方の木梨憲武からの壮絶“パワハラ”を後輩芸人が暴露

  3. 3

    三浦大知に続き「いきものがかり」もチケット売れないと"告白"…有名アーティストでも厳しい現状

  4. 4

    広末涼子容疑者「きもちくしてくれて」不倫騒動から2年弱の逮捕劇…前夫が懸念していた“心が壊れるとき”

  5. 5

    元フジ中野美奈子アナがテレビ出演で話題…"中居熱愛"イメージ払拭と政界進出の可能性

  1. 6

    広末涼子が危険運転や看護師暴行に及んだ背景か…交通費5万円ケチった経済状況、鳥羽周作氏と破局説も

  2. 7

    芸能界を去った中居正広氏と同じく白髪姿の小沢一敬…女性タレントが明かした近況

  3. 8

    佐藤健は9年越しの“不倫示談”バラされトバッチリ…広末涼子所属事務所の完全否定から一転

  4. 9

    中居正広氏、石橋貴明に続く“セクハラ常習者”は戦々恐々 フジテレビ問題が日本版#MeToo運動へ

  5. 10

    中居正広氏《ジャニーと似てる》白髪姿で再注目!50代が20代に性加害で結婚匂わせのおぞましさ

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「とんねるず」石橋貴明に“セクハラ”発覚の裏で…相方の木梨憲武からの壮絶“パワハラ”を後輩芸人が暴露

  2. 2

    今思えばゾッとする。僕は下調べせずPL学園に入学し、激しく後悔…寮生活は想像を絶した

  3. 3

    参院選で自民が目論む「石原伸晃外し」…東京選挙区の“目玉候補”に菊川怜、NPO女性代表の名前

  4. 4

    NiziU再始動の最大戦略は「ビジュ変」…大幅バージョンアップの“逆輸入”和製K-POPで韓国ブレークなるか?

  5. 5

    フジテレビ問題「有力な番組出演者」の石橋貴明が実名報道されて「U氏」は伏せたままの不条理

  1. 6

    サザン桑田佳祐の食道がん闘病秘話と今も語り継がれる「いとしのユウコ」伝説

  2. 7

    我が専大松戸の新1年生は「面白い素材」がゴロゴロ、チームの停滞ムードに光明が差した

  3. 8

    逆風フジテレビゆえ小泉今日子「続・続・最後から二番目の恋」に集まる期待…厳しい船出か、3度目のブームか

  4. 9

    新沼謙治さんが語り尽くした「鳩」へのこだわり「夢は広々とした土地で飼って暮らすこと」

  5. 10

    石橋貴明のセクハラ疑惑は「夕やけニャンニャン」時代からの筋金入り!中居正広氏との「フジ類似事案」