AKBを他山の石に…乃木坂46白石麻衣に見る高嶺の花の功績
「乃木坂もAKB48の姉妹グループで、同じ秋元康さんの総合プロデュースなのですけれど、方向性はまるで違います。AKB48が『会いに行ける身近なアイドル』ならば、乃木坂のコンセプトは高根の花。ファンの人気投票を反映させる総選挙もない。ファンには文字通り、手の届かないミューズ、憧れの存在として認知されていたのです」と、スポーツ紙芸能デスクはこう続ける。
「あっちゃん(前田敦子)のAKB卒業発表があったのは、2012年のこと。あのあたりから、隣のアイドル時代から、坂道グループによる清純派美少女路線が主流になっていった。まいやん(白石)は乃木坂のみならず、今のムーブメントの象徴的存在なのですから、今回の卒業発表で、また何か大きな転換点を迎えたようにも見えます」
アイドル卒業後も白石は芸能活動を続けるという。ちなみに、スキャンダルの数々にまみれたAKB48の面々とは違い、白石は乃木坂の8年間スキャンダルとは無縁の清廉潔白。AKBを他山の石にした令和新時代のトップアイドルに仕事のオファーが殺到も当然か。