「スカーレット」“老け演技”で見せつけた俳優マギーの底力
マギー(47)は、戸田が演じる喜美子の幼なじみ・信作(林遣都=29)の父・大野忠信を演じていた。喜美子一家が信楽に移住してきた第1話から出演している。
「首の動きや、大袈裟ではないですが、少しヨタヨタ感を出しながら外股気味に歩くなどして、年齢を表現。失礼ながら『こんなに達者な役者さんだったんだ』と新たな発見をした思いでした。最後の方は結構、マギーさんばかり目で追ってしまうようになっちゃいました」と、前出の山下氏は笑う。
ネット上にも〈マギーさんのおじいちゃんぶりが、いい!〉〈可愛いおじいちゃん〉なんて書き込みもあり、このドラマで改めて俳優マギーの魅力に気がついた人も少なくなさそうだ。
マギーは1993年にコントユニット「ジョビジョバ」を結成。以降、俳優として数多くのドラマや舞台に出演してきた。実は、2007年に放送された連ドラ「山田太郎ものがたり」(フジテレビ)や、17年の連ドラ「カンナさーん!」(TBS)、19年の連ドラ「向いのバズる家族」(日テレ系)など、多くのドラマの脚本も執筆しているマルチな才能の持ち主である。