“笑える刑事ドラマ”「警視庁・捜査一課長」の珍テンション

公開日: 更新日:

「確かにコントのように、お約束のフレーズやシーンが、きっちりと決まっていますからね。大岩一課長が『必ず星を挙げる!』とゲキを飛ばし、集合した刑事たちが大声で『はい!』と応える。あの瞬間は、テレビの前で思わず『はい!』と同じように応えてしまう人が多いでしょうね」と笑うのは、ドラマウオッチャーで芸能ライターの山下真夏氏だ。

 他にも、大岩の愛猫であるビビの愛くるしさを楽しむ“ビビちゃんタイム”や、妻・小春(床嶋佳子)の何げないひと言が事件解決のヒントになるなども、お約束。前出の山下氏は、中でも毎回笑ってしまう大のお気に入りシーンがあるんだとか。

「大岩一課長の上司である笹川刑事部長の登場シーンです。演じるのは個性派俳優でお馴染みの本田博太郎さんですが、この笹川刑事部長、とにかくクセが強い。捜査に行き詰まった大岩一課長に毎回ヒントをくれるものの、そのヒントも“ちょっと何言ってるか分からない”。笑わせにきているようにしか見えない笹川刑事部長に対して、大岩一課長は『申し訳ありません!』などと直立不動で真面目な顔で対応する。コントよりコントっぽいですよ」

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 2

    米挑戦表明の日本ハム上沢直之がやらかした「痛恨過ぎる悪手」…メジャースカウトが指摘

  3. 3

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 4

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 5

    巨人「FA3人取り」の痛すぎる人的代償…小林誠司はプロテクト漏れ濃厚、秋広優人は当落線上か

  1. 6

    斎藤元彦氏がまさかの“出戻り”知事復帰…兵庫県職員は「さらなるモンスター化」に戦々恐々

  2. 7

    「結婚願望」語りは予防線?それとも…Snow Man目黒蓮ファンがざわつく「犬」と「1年後」

  3. 8

    石破首相「集合写真」欠席に続き会議でも非礼…スマホいじり、座ったまま他国首脳と挨拶…《相手もカチンとくるで》とSNS

  4. 9

    W杯本番で「背番号10」を着ける森保J戦士は誰?久保建英、堂安律、南野拓実らで競争激化必至

  5. 10

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動