鬼滅ロスが話題 2次元カルチャー新規ファン続々も当然の声
ニンテンドースイッチのゲーム「あつまれ どうぶつの森(略して、あつ森)」も大人気で、芸能人がSNSで紹介するなど人気が過熱。あつ森のためにゲーム機本体を購入する人が増え、品薄状態になっている。
コロナ禍によるステイホーム生活を機に「2次元」「2・5次元キャラ」に目覚めた人も少なくなく、「初めてケータイゲームをやって、2次元キャラにドハマり。通販でアニメキャラや声優のグッズを大人買い。こんな状況じゃなかったらハマることもなかったと思います」(30代女性)。「YouTubeでアニメミュージカルを見て、2・5次元俳優にハマって、フリマサイトでDVDやグッズを買い集めています」(20代女性)という人が続出している。コラムニストの桧山珠美氏はこう言う。
■自粛前から「ステイホーム」
「この状況下でも色あせないカルチャーだけに満足度が高いのでは。言い換えればずっと前から“ステイホーム仕様”ですから、カルチャーの熟成度が違う。『あつ森』は友達の家に行ったり、今自分ができないことが可能になるところがモチベーションになったのでは。アニメはもともと迫力のある映像とトップクラスの声優で構成され、実写版よりも完成度が高い。きっかけさえあれば誰もがハマる可能性があるということです」
コロナ禍を機にオタクカルチャーに新規ファンが流れてきたのも当然というわけだ。