料理本バカ売れ滝沢カレン驚異の人気に“賞味期限”はある?
分量代わりにレシピに書かれているのは「お醤油を全員に気付かれるくらいの量」「お砂糖を笑わない量ギリギリ入れる」など、まさに“カレン語”オンリー。ほかに可愛らしいイラストで作り方が補足されており、本を買った人はそれらを読みながら作るというワケだ。
出版社勤務の40代女性は「料理本でもあり、どこか童話の世界のようでもある。これまでにない不思議な一冊となっています。発売日は4月7日で、わずか2カ月で7回重版。カレンさんが男女問わずに大人気なのは知ってはいましたが、まさかここまで売れるとは……同じ業界の人間としては、このご時世にここまでの爆発的ヒット本を出せるなんてうらやましい限り」と苦笑いする。
「カレンの台所」が出版されたのは、まさにコロナ禍で緊急事態宣言が発令されたばかりの頃。そのタイミングでの発売でこの販売部数とは、ひとえに滝沢が売れっ子タレントだからだろうか。
芸能ライターの山下真夏氏は「もちろんそれもありますが、滝沢さん自身も本のために尽力していたと思いますよ」と言う。
滝沢自身も自粛期間中で家にいたということもあり、本の発売後は頻繁に自身のインスタグラムでライブを配信するように。本に掲載されたレシピの中からピックアップしたメニューを、自宅のキッチンで作ってみせた。