芸能人のタニマチになりたがる「バブル紳士」が多数いた
「このグラビアの子、会ってみたいな」とリクエストしてくるご仁もいたが、単に応援してあげたいというより、下心のある人も少なくなかった。
芸能人とタニマチの付き合いはめずらしいことではない。それ自体が問題になることはないが、時にはトラブルに発展するケースもある。
バブルが崩壊した2000年、美川憲一の元後援会会長だった京都在住のO氏が美川に対して1億6000万円の返還請求を求める裁判を起こした。貸したお金を返して欲しいという請求に対し、美川は「借りていない」と話し合いではらちが明かず、O氏は京都地裁に提訴。前代未聞の裁判が始まった。 =つづく