NHKプラス登録100万人「エール」は通勤途中に見られている
NHK連続テレビ小説「エール」を、朝の通勤電車の中で見る人が増えているらしい。総合とEテレの番組が放送と同時にパソコンやスマホで見られるインターネット配信「NHKプラス」の利用登録が、9月26日で100万847件になったという。アクセスが多かったのは「エール」と、日本各地を襲った「令和2年7月豪雨」、9月の台風9号、10号接近のニュースだった。「エール」は総合では午前8時からの放送だから、通勤途中で見られているのだ。
「山崎育三郎や森山直太朗らのミュージシャンが出演しているので、朝ドラとしては若い層にも注目度は高いんです。SNSの投稿も多く、とくに女性が通勤ラッシュの中で、スマホでのぞいているのでしょうね」(放送作家)
物語は今週から戦後編になった。軍歌や戦時歌謡で多くの若者を戦場に送り込み、恩師の藤堂先生まで死なせてしまった古山裕一(窪田正孝)は、戦争が終わってもまったく曲がかけない。そんな時、ラジオドラマ「鐘の鳴る丘」の主題歌や「長崎の鐘」の詞を見せられて、これからは平和のために曲を作ろうと思い直す。