弟子入りを請う俺に立川談志師匠が放った奇跡の言葉
型通りの「つまらないものですが」付きの挨拶をする両親が本物の(?)談志を目の前に緊張しているのは火を見るより明らかだった……。
そんな両親に向けて師匠の口から出た言葉は「まあ、こんなもんはどーなるかわからないけど、とりあえず居させておきますから安心してください」って……初対面で自分の息子を「こんなもん」呼ばわりして安心できるかー!! と冷や汗タラタラの俺であった……。
(つづく)