渡部に徳井 不祥事タレントの復帰阻む「聖人君子」の壁
厳しいといえば、昨年10月に発覚した税金未払いから今年3月に復帰宣言した徳井義実(45)。秋にようやく地上波レギュラー番組に出演したものの、その1番組だけで他のレギュラー番組には戻れていない。
アンジャッシュの渡部建(48)は記者会見の失敗で、復帰がすっ飛んでしまった。仕事に復帰するのは難しい時代になっており、特にスポンサーに気を使うテレビは、ドラマ、バラエティーを問わずハードルが非常に高くなってしまった。
■ベッキーの頃から続く傾向
ベッキーの不倫騒動の頃からその傾向はあったが、バラエティー番組は問題タレントが出演しなくても視聴率に変化はなく、無理してまで出さなくてもいいという流れになっている(余人をもって代え難い人は別だが……)。未成年との不適切関係で活動休止した小出恵介(36)も復帰の話は耳にしない。伊勢谷友介(44)や沢尻エリカ(34)は映画だったら可能性はあるが、テレビは難しいだろう。
芸能人はバラエティーでもドラマでも驚くような“変人奇人”を演じなければならないが、来年以降はますますプライベートは“聖人君子”を求められる。