渡部に徳井 不祥事タレントの復帰阻む「聖人君子」の壁
この連載をお読みいただき感謝しているところだが、今年も最後ということで、今回はこの一年を振り返ってみたい。
コロナ禍の中、自分自身のことを考える時間が増えたこともあってか、大物タレントの独立が続出した。
まず米倉涼子(45)、剛力彩芽(28)、岡田結実(20)といった有名どころが、業界大手のひとつ、オスカープロモーションから独立した。ここは有能なマネジャーも続々と退社。内紛も原因のひとつとされた。
ジャニーズ事務所からも中居正広(48)、手越祐也(33)、山下智久(35)が退社。このあたりは自分の人気と力に自信を持っていて、ひとりでもやっていけるという認識のもと、自分のやりたいことを実行していこうということだろう。中居クンは、BSの野球番組に出演したが、ギャラなど度外視、大の野球好きだからこそマニアックな番組出演ができた。
吉本興業とエージェント契約したロンドンブーツ1号2号の田村亮(48)は、相方の田村淳(47)の大きな協力があって地上波テレビの復帰も果たした。一方、やはり闇営業問題(最近のようで2019年6月の出来事)で退社した宮迫博之(50)は元通りとはいかず、YouTuberという厳しい環境になっている(ネームバリューが消えた段階で真の試練)。